キャンピングカーのテーブルのポールが抜けない時の救世主発見!ミニコブラレンチ

キャンピングカーのテーブルのポールが抜けない時の救世主発見!ミニコブラレンチ

床にポールをねじ込むタイプのキャンピングカー用テーブル。

このタイプのテーブルのポールを差したままにしておくと、振動でどんどんネジが締まってしまい抜けなくなることがあります。

かくゆう私も1年間ポールを差しっぱなしにしたら、ガッチガチに締まって抜けなくなってしまいました^^;

が、あるツールを使うことで無事ポールを抜くことに成功しました!

1年間差しっぱなしだったテーブルのポールがコレ!

抜けないポール

これが1年間差しっぱなしにして、ガッチガチに締まり抜けなくなってしまったポールです。
久しぶりにイスのレイアウトを車中泊仕様に変更しようとして抜けなくなっていることに気が付きました。

ポールの直径は6cmで、床にねじ込み式です。

もう何をやっても回りません!抜けません!

回らないポール

あまりに回らなさすぎて、どちらに回せば良いのかさえ不安になり車屋に電話してしまったほどです^^;

が、どちらに回せば良いか分かったところでどうにもなりません。
すべり止めのゴム軍手をしても全く回りませんでした。

ねじ込み式のテーブルポールも通常のネジ同様、時計回りにまわすと締まり、反時計回りにまわすと緩みます。

救世主発見!激安ベルトレンチ「ミニコブラレンチ」

何か良いモノは無いかとネットでいろいろ検索していたら、良さそうなものが見つかりました。

それがコレです!

ミニコブラレンチの写真1
ミニコブラレンチの写真2

工具の種類としてはベルトレンチというもので、ものによっては金属製の1万円近くするものもあります。

が、この「ミニコブラレンチ」は約600円という超お手頃価格!

もちろんプラスチック製!メチャちゃッちい!

ただ、いくらガッチリ締まってしまっていると言っても、ポールはあくまで振動で、自然に締まったわけですから、これでも十分だろう考えたわけです。

コツを掴んで見事に回った!抜けた!

ミニコブラレンチの説明書
ゴムベルトをかける

パッケージ裏の説明書を読み、使い方を理解してチャンレジ!

はじめはポールの中心部を締めて回してみました。先端だとポールがグラグラしたからです。
が、全く回りませんでした…ゴムベルトが今にも千切れそうで超恐いです。

回らず…

「これはもう無理なのか!?1万円のベルトレンチを買うしかないのか!?はたまたポールを潰すしかないのか!?」

が、ここで私は気が付きました!

「たしか作用点とかいうのがあったぞ」

そう、作用点の法則に気付いたのです!

たとえばドライバーは、柄が短いものより長いものの方が少ない力で回せます。
だったら、ベルトレンチをポールの先端に付けて回したほうが良いのでは!?と気が付いたのです。

ということで、今度はポールの先端にベルトレンチを付けて回してみます。

レンチを先端につけ

が、やはりポールがグラついてしまい回りません。

そこで左手でポールを支えて、右手でミニコブラレンチを回してみます。

一気に回すとベルトのゴムが切れそうなので、まずはジワジワ回す、が、ゴムがむなしく伸びるだけで回らない…

「もうどうなってもエエわ!!」

と、今度はゴムベルトがブチ切れるのを覚悟で一気に「エイッ!!」と回します、すると。

ポールを支えて一気に回る

「クルンッ!」

やった!回った!回りました!抜けましたー!

無事ポールが抜けました。

安物ベルトレンチすげー!ミニコブラレンチ万歳!!

と、いうことでミニコブラレンチのおかげで、めでたくポールを抜くことができました。

キャンピングカーのポールが抜けなくて困っている人は「ミニコブラレンチ」を試してみてください。

コツは

・ミニコブラレンチはポールの先端に装着
・ベルトに遊びができないようにギュッと占める
・片方の手でポールを支える
・反時計回りに、恐がらずに「エイッ!」

です。

車屋の話ではキャンピングカーのテーブルポールが自然に締まってしまって抜けなくなるトラブルは結構多いらしいですが、今後は 、一家に一台ではありませんが、「キャンピングカー1台にミニコブラレンチ1個!」というのが常識になるかもしれませんよ!