モンベル「クロノスドーム1型」は初心者にもオススメ!収納サイズから設営まで徹底解説
キャンプデビューするなら「テント」は必ず購入しなければなりませんか、テントには高価なものから安価なものまで本当に色々な種類のものがあり、初心者の方はどれを買って良いのか迷ってしまうと思います。
そんな初心者の方にオススメなのが、今回ご紹介するモンベルの「クロノスドーム1型」です。
もちろん私も「「クロノスドーム1型」」を愛用していますが(記事の写真のクロノスドーム1型は筆者の私物です^^)、ソロキャンプ用テントに迷ったなら「クロノスドーム1型」を買っておけば、とりあえず後悔することは無いと断言できます。
と、いうことでこの記事では、ツーリングからソロキャンプ、無雪期登山にも使用できる優れモノのテント「クロノスドーム1型/モンベル」をご紹介したいと思います。
クロスドーム1型の仕様
写真は筆者の私物のクロスドーム1型です^^
本体重量:1.95kg(2.19kg)
※( )内は、ペグ、貼り綱、スタッフバックを含む総重量です。
■カラー:ゴールデンオレンジ、スカイブルー
■サイズ:幅100×縦220×高105cm
■耐水圧:本体フロア部分 2,000mm、フライシート 1,500mm
クロスドーム1型をオススメする3つの理由
筆者がモンベルのクロスドーム1型をオススメする理由は3つあります。
それは
1.高性能なわりに安い!コストパフォーマンス
2.設営が簡単
3.軽くコンパクトでパッキングが楽
と言った点です。
それぞれ詳しく解説します。
高性能なわりに安い!コストパフォーマンス
クロノスドーム1型は定価で21,000円(税抜)になります。
たしかにホームセンターなどには数千円のテントもありますし、楽天やアマゾンでも「ソロテント」と検索すると、10,000円以下のものもありますから、21,000円という価格は決して安い金額ではないかもしれません。
が、しかし、ソロキャンプ用のテントには30,000円を超えるものもたくさんありますから、信頼のおけるハイブランドのテントとしては21,000円という価格は決して高くはありません。
それどころか、クロノスドームの性能を考えたら安いくらいです。
クロノスドーム1型は、春先や残秋の寒さくらいなら問題なく使用できます。
また雨の中で使用しても、ホームセンターで売っている安物のテントのように雨漏りすることもありません。
ここで、クロノスドーム1型の機能を少しご紹介しましょう。
雨天時に大活躍する広めの前室
特に雨天時のキャンプでは、幅75cmのこの前室のスペースが大活躍します。
山の天気は変わりやすく、就寝時は晴れていても朝に雨が降っていることはよくありますが、そんな時にかぎってクツを外に出しっぱなしにしてしまい、翌朝グショグショに、、ということもあります。
しかしクツをこの前室のスペースにおいておけばそんな心配はありません。
また、前室は、お湯を沸かしたり、テントの中からちょっとした料理をするのにもあると非常に便利です。
何かと便利なインナーポケット
クロノスドーム1型には内側にポケットがついています(※上写真参照)
ちょっとしたことですが、こういった機能は本当に有るのと無いのでは大違いです。
「朝起きて携帯が何処かにいってしまって、、」というのはキャンパーあるあるなのですが(私だけ!?)、このインナーポケットに携帯を入れておけばそういったこともなくなります。
設営が簡単
クロノスドーム1型の設営はとてもシンプルです。
購入したら自宅で一度組み立ての練習をするだけで、本番はすんなりと設営ができるはずです。と言うより、ぶっつけ本番でも簡単にできると思います^^。
以下、設営手順をご紹介しますので、もし現場で迷いそうなら、このページをお気に入りに追加しておいてください。
テント本体を設置しペグ打ちます。
2本のポールをテント本体に取り付けます。
フライシートをかけてペグ打ちます。
と、こんな感じですが、本当に簡単ですよね!?
テントの設営が初めての方でも感覚で設営できると思います。
不安な方はこのページをブックマークしておいてください^^
コンパクトかつ比較的軽め
クロノスドーム1型は、ペグ、貼り綱を入れても重量が2㎏弱で軽く、また、小さく折りたためるのでパッキングも非常に楽です。
※ホームセンターで安価で売られているテントは、折りたたんでも大きく、非常にかさばります!
参考までに30ℓと65ℓのバックパックに詰めた状態をお見せします。
バックパック30ℓにクロノスドーム1型入れた状態
さすがに30 ℓでは残りのスペースが少なくなってしまいますが、シュラフや薄めの衣服をパッキングすることは出来ます。
筆者は、夏季であまり衣服が必要ない時、コンロやテーブルなど仲間が持ってきてくれる時は、30ℓのバックパックにクロノスドーム1型をパッキングして使用しています。
バックパック65ℓにクロノスドーム1型入れた状態
65ℓだとテント+チェア、シュラフ、コンパクトテーブルなどを詰めてもまだまだスペースに余裕がありますね!
実際、ここにさらにマット、ローテーブル、コンパクトチェア、コンロ、厚手の衣服などを詰めても全く問題ありません。
以上、クロノスドーム1型のオススメする3つの理由をご紹介しましたが、いかがでしょう?これなら思い切って買っても後悔することは無さそうではないですか!?
2型と4型との比較
今回ご紹介したのはクロノスドーム1型ですが、「1型」と言うだけあり、他に「2型」と「4型」があります。(何故か3型はありません。今度モンベルに取材に行ったときに聞いてみようと思います、笑)
2型、4型も、1型と同様、基本的にはテント本体を地面に接地して、2本のポールを取り付けて自立させ、その上にフライシートを被せてペグ打ちすれば、設営完了となります。
ですから1型を設営できる人であれば、2型も4型も問題無く設営はできます。
また使用されている素材、耐水圧、カラーなども基本的には同じになります。
では1型、2型、4型で何が違うのかというと、それはサイズです。
以下、1型、2型、4型の違いを比較してみました。
1型は一番軽くて収納サイズも小さいので、やはりソロキャンプには一番オススメですね!
ただ筆者は過去に1度、1型に男二人で泊まったことがありますが、その時はさすがに寝返りは全くできず、非常に狭く感じました。ですから1つのテントに2人以上泊まるなら2型以上をオススメします。
4型は、1型や2型に比べれば当然サイズも大きくなりますが、ただ、3〜4人用のテントとしてはトップクラスにコンパクトにたためるテントです。
ですからオートキャンプ場などなら、4型は非常におすすめです。2人で4型を使うと非常にゆったりとしたキャンプ泊を楽しめますよ!
まとめ
今回はクロノスドーム1型をおススメしました。
これは1型だけでなく、2型にも4型にも言えることですが、クロノスドームシリーズは高性能で、コストパフォーマンスがとても良いテントです。
ですから初心者がまず購入するテントとしては間違いないと思います。
もちろんキャンプに慣れてこれば、他のテントも試してみたくなってきますが、まずはクロノスドームシリーズの中から、人数に合わせて1型、2型、4型のどれかから選べばテントにストレスを感じることなく、存分にキャンプが楽しめると思いますよ!
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