カサゴにオススメのワームは餌より釣れ続けるエコギア熟成アクア
「エコギア熟成アクア」は、国内最大の釣りエサメーカー「マルキュー」から発売されている、生エサよりも優れた集魚性と摂餌性(魚が食べてしまう性能)を持った味ニオイ付きのワームです。
生エサより優れた云々、と言うと「さすがにそれは大げさだろう!?」と思うかもしれませんが、これがまた本当なんですよ^^
ということで今回はカサゴのワームフィッシングで持参必須のワーム「エコギア熟成アクア」を徹底的に解説します。
カサゴにどんなワームが良いか迷っている方は是非参考にしてください。
エコギア熟成アクアとは
エコギア熟成アクアとは、国内トップシェアの釣りエサメーカー「マルキュー」が開発した、味ニオイ付きのワームです。
とは言っても、今の時代、味とニオイがついただけのワームなら珍しくも何ともありません。
しかしエコギア熟成アクアはそんじょそこらの味ニオイ付きのワームではありません。エコギア熟成アクアは、生エサ以上に集魚力、摂餌性(魚が食べてしまう性能)に優れた “特別な味とニオイ” のついたワームなんです。
私も実際に使ってみるまでは「普通の味ニオイ付きワーム+αぐらいじゃないの?」程度に思っていましたが、いざ使ってみると、その釣れっぷりは生エサに勝るとも劣らないレベルで、さすが国内トップシェアの釣りエサメーカーが作っただけのことはあるな!と衝撃を覚えました。
ちなみにメーカー的には「エサとルアーの融合」というのがエコギア熟成アクアのコンセプトらしいですが、これはあくまでエコギア熟成アクアをルアーとして正当化するための建前でしょう^^;
これはもう「エサとルアーの融合」ではなく「ワームの姿、形をしたエサ」です。それほどエコギア熟成アクアの集魚性と摂餌性はズバ抜けています。
生エサよりも優れた集魚力&摂餌性の持続性
しつこいようですがエコギア熟成アクアは、そんじょそこらの味ニオイ付きワームではありません。
国内トップシェアの釣りエサメーカーであるマルキューの研究者が開発した味ニオイ付きワームです。
ですから、魚からしたら、このワームの味とニオイは生エサよりも魅力的なものなのかもしれません。
事実、そう思わざるを得ないほど、魚からの反応は凄まじいものがあります。
さらに驚くのは、その集魚力と摂餌性が長時間持続することです。
それこそフックにエコギア熟成アクアをつけっぱなしにして、車で1時間ほど移動してから再び使っても相変わらず釣れ続けるほど持続性があります。
ちなみに(これはこのワームのデメリットでもあるのですが)エコギア熟成アクアを使うと、カサゴ以外の魚、ネンブツダイ、ベラ、カワハギ、フグ、キタマクラ、アナハゼなど、ルアーでは殆ど釣れないような魚がガンガンアタってきます。
そしてこういった外道も長時間アタリ続けるのです。
通常ならルアーでは釣れない、“エサ取り”とも言える外道のアタリが続くということは、エコギア熟成アクアの集魚力と摂餌性が持続している証拠に他なりません。
生エサよりも優れているエコギア熟成アクアの視覚的集魚力
特にカサゴのナイトゲームでは、(カサゴに)視覚的にアピールすることも大切になります、
夜にイソメでカサゴを狙ったことのある方なら分かると思いますが、夜はイソメでも(イソメを)動かしてあげないとなかなかカサゴは喰ってきてはくれません。
つまり生エサのイソメでさえ、暗い夜の海の中ではニオイだけでは役不足だということです。
その点、エコギア熟成アクアの「オキアミカラー」や「ホヤイエロー」といった淡いカラーは、明らかに地味なイソメよりも視覚的なアピールができます。
また、エコギア熟成アクアはワームですから当然その動きでもアピールします。
エコギア熟成アクアのニオイはクサい?
ガルプのイメージがあるのか、「エコギア熟成アクア=臭い」という先入観を持っている人も少なくないようです。
しかし、エコギア熟成アクアは、確かにニオイはしますが、ガルプのような強烈にクサいニオイではなく、和風出汁のような香りがほんのりする程度です。
なんなら普通のワームのオイルのニオイよりも嫌ではないぐらいのニオイです。
そんな弱いニオイで本当に生エサより集魚力があるの?と思うかもしれませんが、そもそもイソメやオキアミも、ガルプみたいなクサいニオイはしませんよね?
そもそも人間の嗅覚を刺激するニオイと、魚の嗅覚を刺激するニオイは全く違うはずですから、クサければ良いというわけではありません。
マルキューは、我々人間にとってはたいしたニオイではなくても、魚にとっては強力にアピールするニオイを突き止め、そのニオイをエコギア熟成アクアに反映させたのでしょう。
エコギア熟成アクアvsガルプ
味ニオイ付きワームというと、バークレイの「ガルプ」が比較対象として思い浮かぶと思います。※味ニオイ付きワームはガルプの方が元祖です。
ただ、これら二つを比べると、どう考えてもエコギア熟成アクアに軍配が上がります。
私のエコギア熟成アクアとガルプの印象は以下になります。
・ガルプ
強烈にクサい!液をこぼしたら最悪。
・エコギア熟成アクア
ほんのり和風出汁、嫌じゃないニオイ。
【耐久性】
・ガルプ
そこそこ丈夫。
・エコギア熟成アクア
かなり丈夫。
※フックを刺したところから傷が広がらない質感
【集魚力の持続性】
・ガルプ
露骨に無くなっていく。
・エコギア熟成アクア
1時間使ってもエサ取りのアタリも続く。
【扱いやすさ】
・ガルプ
手がクサくなり、持った感じもヌルヌルするので扱いやすいとは言えない。手にネトネト感も残る。
・エコギア熟成アクア
手もそれほどクサくならず、持った感じもそれほどヌルヌルしない。ただし手にネトネト感は若干残る
いかがでしょう?こうやって比較すると、どう考えてもエコギア熟成アクアの方が優れていると思いませんか?
エコギア熟成アクアの使い方
基本的にエコギア熟成アクアも、その他のワームも使い方は同じです。
カサゴのワームフィッシングについては以下の記事を参考にしてください。
エコギア熟成アクアのデメリット
エコギア熟成アクアのデメリットは2つあります。
一つは、カサゴ以外の外道もガンガン喰ってきてしまうこと、
もう一つは、結構な大型釣具店でないと売っていないこと、です。
ただ、これらのデメリットに関しては解決策があり、またデメリットだけでなく、メリットになり得る部分もあるので順に解説したいと思います。
カサゴ以外の外道もガンガン喰ってきてしまう
エコギア熟成アクアの最大のデメリットは、生エサ以上の集魚力と摂餌性のおかげで、ネンブツダイ、ベラ、カワハギ、フグ、キタマクラ、アナハゼといった、カサゴ以外の外道もガンガンに喰ってきてしまうことでしょう。
しかも前述したように、このワームは効果の持続性もかなりのものですから、フックにワームが付いている限り、永遠に外道がアタリ続けます。
ただ、私的には、外道がアタリ続けるのは悪いことばかりではないと思っています。
と言うのも、これは私の経験からの推測ですが、ネンブツダイなどの外道がワームにアタックすることが、結果的にはカサゴにワームの存在を気づかせることになり、更には好奇心を煽り、捕食スイッチを入れることにも繋がると感じているからです。
ただし、外道がフッキングしないようにする対策は必要です。
オススメは、サイズ3、ないし2サイズのワイドゲイプのオフセットフックを使うことです。
エコギア熟成アクアを小さめのジグヘッドや、マスバリでも使おうものなら、カサゴが喰う前に、向こうアワセで外道がフッキングしてしまいます。
ネンブツダイは3サイズのオフセットフックでもフッキングしてしまいますが、慣れてこればカサゴとネンブツダイのアタリの違いが分かるようになってくるので、ネンブツダイのアタリは見送って、カサゴのアタリだけアワセるようにすれば問題ないそれほど問題ないと思います。
結構な大型釣具店でないと売っていないこと
エコギア熟成アクアは、上〇屋でも置いていないところがあるほど結構な大型釣具店でないとほぼ売っていません。
売っていたとしても、欲しいサイズやカラーが無かったりします。
ただ、今はアマゾンなどのネットでもエコギア熟成アクアが購入できるので、近所の釣具店で売っていなければネットで買えば問題ないでしょう。
送料もアマゾンなら4袋も買えば無料になりますし、他に買うものがあるときに一緒に買っておけば、やはり送料は無料になります。
ネットで買うなら、フック、シンカーも一緒に購入しておくと良いと思います。
カサゴには3サイズが基本ですが、大物狙いなら2サイズでもOKです。
このシンカーは細長い上に、ラインアイがスイベルになっていて回転するので、本当に根掛かりが減ります。重さは堤防や漁港で一番使うのが7g、次に5gです。
あ!あと忘れてはいけないのは、ケースです!
エコギア熟成アクアは、一応袋にジップは付いていますが、ジップを絞めただけでは確実に液漏れするので、別のケースに移し替える必要があります。
ケースは液漏れしない、明邦化学の「VS-L430」が確実です。
私も使っていますが、バッグに縦に入れても液漏れしないケースは今のところこれ以外ありません。
カラーは何でも良いですが、サイズは430サイズを選ぶようにしてください。
カサゴ釣りにエコギア熟成アクアのラインナップとカラー
カサゴにはエコギア熟成アクアの中でも「リングマックス3.8インチ (オキアミカラーorホヤイエロー)」「ミルフル3.3インチ(オキアミカラーorホヤイエロー)」「バグアンツ3.3インチ(オキアミカラーorホヤイエロー)」がオススメです。
まとめ
「エコギア熟成アクア」のような、いわば “ワームの形をした人工エサ” のようなルアーに対しては、批判的な意見ももちろんあるでしょう。
正直、オススメしている私自身、毎回このワーム使うわけではありません。「純粋なルアー」でカサゴを釣ってやりたい時も確かにあります。
ただ、魚の反応が全くない、何のアタリもない状況でも、ワームを「エコギア熟成アクア」に変えた途端、ブルブルと魚のアタリが出始めるというのもまた事実です。
エコギア熟成アクアの集魚力、摂餌性、そしてそれらの持続力は本当に脅威的です。
カサゴだけでなく、ソイやハタも恐ろしいほどに喰ってきます。
いずれにせよ、ファイナルウェポンとして、持っておけばこれほど心強いワームはありませんから、他のワームに併せて、エコギア熟成アクアも持参することを強くオススメします!
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