がん保険【掛け捨てではない】に40代で加入した私のアドバイス

がん保険【掛け捨てではない】に40代で加入した私のアドバイス

ガン保険は大きく分けて
「掛け捨て」のものと、
「掛け捨てではない」ものがあります。

掛け捨てのガン保険はそこらじゅうの生命保険会社が扱っていますが、掛け捨てではないガン保険は東京海上とオリックス生命の2社しか扱っていません。

今回、私は44歳にしてはじめて東京海上の掛け捨てではないガン保険に加入しました。(正確には44歳と11ヶ月、つまり45歳目前で加入!)

この記事では掛け捨てではないガン保険への加入を検討している方のために、

・保険会社の人に聞いた話
・なぜ私が掛け捨てではないがん保険を選択したか?
・そしてなぜ東京海上のがん保険を選択したか?

を共有します。

どこぞのがん保険サイトのように小難しくてて何だかよく分からない内容ではありませんし、無理矢理がん保険を勧めるような内容でもありません。

気軽に読んでいただければ思います!

私が掛け捨てではないがん保険を選んだ理由

なぜ掛け捨てではないガン保険を選んだか?
私は45歳(保険加入時はギリギリ44歳)の個人事業主です。

個人事業主は、勤め人と比べると “保険” というものに対して疎い人が多く、私もその1人でした。

ただ今は、二人に1人が生涯で一度はガンになると言われている時代です。

二人に1人というと、盲腸よりも、インフルエンザよりも、それこそ水虫やハゲになる確率よりも高い確率です。

そう考えると
「がん保険ぐらい入っておかないとヤバイのでは!?」
と、いまさらながら思ったわけです。

ただ、44歳まで何の保険にも興味を持つことがなかった私ですから、やはり「掛け捨て」はガンにならなかったことを考えると勿体無い気がして抵抗がありました。

そこで目をつけたのが「掛け捨てではない東京海上のがん保険」です。

掛け捨てではないがん保険を扱う保険会社は日本に2社あったのですが(というか2社しかないとは!)、保険料が戻ってくる時期、金額を考えると私にとしては東京海上1択でした。

実際に保険会社に人に会い、いろいろと説明を受けながら、掛け捨てのがん保険(※東京海上には掛け捨てのがん保険もある)と掛け捨てではないがん保険と比較した上で、結局予定通り掛け捨てではないがん保険に加入したのですが、掛け捨てでないがん保険を選択した主な理由は以下の7つです。

1.ガンにならなければ70歳で支払った保険料が全額戻ってくる
2.途中解約してもそれまで支払った保険料の一部~半分以上が戻ってくる
3.がんと診断されたら無条件で100万円支給される
4.完治後、別のがんが見つかるたびに100万円支給される
5.44歳でも月々の保険料が5,398円でずーっと定額
6.掛け捨てプランと比べてたら月々の保険料が1000円も違わなかった。
7.大企業である東京海上なら私が70歳になっても倒産していないだろう

以下、それぞれの理由について説明します。

1.ガンにならなければ70歳で支払った保険料が全額戻ってくる

東京海上の掛け捨てではないがん保険は、ガンにならなければ、70歳(私にとっては25年後)に支払った保険料が全額戻ってきます。

こう言っては何ですが、私の場合、父方の家系にも母方の家系にもガンになったものがいないので、私もガンにならないまま寿命を迎える可能性も十分あります。

そう考えると、70歳でそれまで支払った保険料が全額戻ってくるのは非常に魅力的でした。

一般的にがん保険は、ガンになったときのことを考えて加入するものだとは思います。

ただ、ガンを “万が一” と捉えるなら、ガンにならなかったときのことも考えて保険を選ぶのが自然だと思うのですが、どうでしょうか?

いずれにせよ、私にとっては70歳までガンにならなかったら全額戻ってくるというのは非常に魅力的でした。

2.途中解約してもそれまで支払った保険料の一部~半分以上が戻ってくる

私が加入したがん保険は、70歳になったらそれまで支払った保険料が全額戻ってきますが、途中解約したとしても、それまで支払った年数によって一部~半分以上の金額が戻ってきます。

これは私にとって(掛け捨てではない保険を選んだ)とても大きな理由になりました。

もちろん今のところは途中で解約するつもりはありません。

ただ、万が一、将来生活が困窮し、毎月の保険料が支払えなくなったとしたら、その時は解約するしかありません。

もしそうなった場合、掛け捨てのがん保険だと、それまで支払った保険料は全てパーです。
しかし掛け捨てではないがん保険なら一部でも戻ってくるのです。

3.がんと診断されたら無条件で100万円支給される

私の加入した東京海上の掛け捨てで無い保険は、がんと診断された時点で無条件で100万円支給されます。

ちなみに保険会社の人に聞いたので間違いありませんが、100万円は白血病などの血液のガンでも支給されます。
ただし、皮膚の外にできた腫瘍は保険がおりないそうなのでここは注意が必要です。

4.完治後、別のがんが見つかるたびに100万円支給される

100万が支給されるのは1回ではありません。
完治後、また別のガンが見つかれば加入期間中は何度でも100万円支給されます。

ただし、ある場所にガンが見つかり、そのガンが完治しないまま、他の場所にまた別のガンが見つかった場合は保険料はおりません。

5.44歳でも月々の保険料が5,398円でずーっと定額

ご存知だと思いますが、がん保険は年齢が若いうちに加入したほうが、月々の保険料は安く済みます。

私の場合は44歳での加入だったので、相当保険料が高いのでは?と心配していたのですが、そんなことはなく、月々の保険料は5,398円(44歳加入)で、今後も保険料は上がることもありません。

もちろん月々5,398円が安いとは言いませんが、ガンになったら100万円もらえるわけですし、70歳までガンにならなければ納めた保険料が全額戻ってくるわけですから、それを考えれば損では無いと思いました。

6.掛け捨てプランと比べても保険料が1000円も変わらなかった。

私は東京海上の人に実際に会って加入を決めたののですが、その際、その場でパソコンを使って掛け捨てプランと、掛け捨てでないプランの、両方の見積もりを出してもらいました。

結果、(東京海上なら)月々の保険料は1000円ぐらいしか違いませんでした。

にも関わらず掛け捨てプランはガンにならなければ一銭も戻ってきません。
途中解約しても一銭も戻ってきません。

掛け捨てでないプランは、70歳で全額が戻ってきて、途中解約したとしても、それまで支払った保険料の一部~半額以上が戻ってきます。

こう考えると、あえて1000円ケチって掛け捨てプランを選ぶ意味は無いように思えました。

7.大企業である東京海上なら私が70歳になっても倒産していないだろう

掛け捨てでないがん保険の大きな心配の一つに、「私が70歳になるまでに保険会社が倒産してしまわないか?」というのがあります。

ただ、もし東京海上が倒産したら、その時は日本経済が滅ぶときと言っても決して大げさではないぐらいの大企業です。

ですから、まずその心配は無いだろうと…

掛け捨てタイプのがん保険なら、あまり有名でない生命保険会社で月々の保険料が安いものもあるにはあります。ただ、それらの会社が今後も存続するかと言われたらどうでしょうね…

掛け捨てではないがん保険まとめ

ガン保険の専門サイトを見ても難しいことばかり書いてあり、結局「ああ、もうイイや」となってしまいがちです。

そこで、この記事では私が保険会社の人から直接聞いた話、そして私がどんな理由で東京海上の掛け捨てでないがん保険を選んだか?を、難しい話を抜きにして書きましたが、参考になりましたでしょうか?

ガンになったときのことを考えて保険を選ぶのももちろん重要ですが、私のようにガンにならなかったときのことも考えてがん保険を選ぶのもアリだと思います。

私は、ガンにならなかったときのことを考えて、東京海上の掛け捨てでないがん保険を選びました。

いずれにせよ、心も体も健康でないと人生は楽しめません。

これまでの私のように保険に無頓着な人も、これを機会に一度ご自身の保険を見直してみてはいかがでしょうか?