後悔しない一人キャンプ用テントの選び方と初心者にオススメのテント
皆とワイワイやるキャンプももちろん楽しいのですが、“本物のアウトドア” を楽しむなら、やはりソロキャンプが一番です。
自然の中に身を置き、何ものにも邪魔されず、すべてが自分のペース…そんな贅沢な時間を過ごすことができるソロキャンプは一度ハマると止められません。
芸能人でもお笑い芸人のバイキング西村さんや、「ヒロシです。」のヒロシさんも、ソロキャンプにどっぷりハマってますよね!
そこで今回はこれからソロキャンプをはじめようと思っている方のために、用途にあったソロキャンプ用テントを選び方をご紹介します。
一人キャンプ用のテントの種類
まず、一人キャンプ用のテントは
・シングルウォールテント
・ダブルウォールテント
・非自立式テント
の3種類に分けられます。
それぞれのテントの解説をしていきますが、「シングルウォール」「ダブルウォール」の違いに関しては、「ダブルウォール」から解説したほうが分かりやすいと思いますので、ダブルウォールテントから解説していきます。
ダブルウォールテント
全くキャンプをしたこと無い人は意外に知らない人も多いのですが、テントには上の写真のように、壁が内側のシートと外側のシートとで2重構造になっているものがあります。
これがダブルウォールテントです。
シートが2枚あるので、後で解説するシングルウォールテントと比べると、どうしても荷物がかさばり、重量も重くなります。
また設営もシングルウォールよりは時間がかかります。
ただしその分、快適性はシングルウォールテントに勝ります。
特にダブルウォールテントは前室があるので、クツを脱いだり、コンロを使って簡単な料理をする際に非常に便利です。
シングルウォールテント
シングルウォールテントは1つの壁(シート一重)で雨風を防ぐテントです。
たたむと非常にコンパクトになり、軽量なので持ち運びも非常に楽です。
また、設営、撤収もスピーディに行うことができます。
「シングルウォールだと雨風が心配なのでは?」
と思う人もいるかもしれませんが、シングルウォールテントは防水透湿性の素材が使われているので、多少の雨風なら全く問題なく、室内は非常に快適です。
もちろん密閉性に優れているので雨風が入ってくることはありません。
※ダブルウォールテントはシートこそ2重ですが、防水性があるのは外側のシートだけで、内側のシートに防水性はありません。
シングルウォールテントのデメリットは、結露しやすいことと、前室がないことですね。
非自立式テント
ポールを通しただけではテントの形にならないテントです。
ペグや張り網、またはトレッキングポールを使うことで初めてテントとしての形になります。
コンパクトになるメリットがありますが、場所により設営が難しいので上級者向けのテントと言えます。
初心者には向いていません。
ソロキャンプ歴12年の筆者がオススメする一人用テント
テントを選ぶ上で絶対に外せない条件は、外部からの雨風を防ぎ、室内の蒸気を逃がすことができる、防水透湿素材を選ぶことですが、これに関しては有名メーカーなら当然「防水透湿素材」を採用していますから、まず心配する必要はないでしょう。
次に大切なのが重量です。
1人でテント泊をしようとすると、寝袋、マット、料理道具、食材など、テント以外にも荷物が多くなります。
ですから、テント自体の重量はとてもに大切なんです。
軽量で、雨風に強いテントとなると、やはり山で使用されることを前提で設計されている「山岳テント」がおすすめです。
某ディスカウントショップに売っているようなビーチ遊びで使用するテントでは話になりません、念の為^^;
次にシングルウォールテントか、ダブルウォールテントのどちらを選ぶべきか?ですが、それほど歩かない場所でテント泊をするなら、快適性に勝るダブルウォールテントが良いかもしれません。
ダブルウォールテントはシングルウォールテントと比べて重量があり、設営・撤収にも若干時間がかかりますが、その分快適性に勝るので、1人キャンプの “贅沢な時間” を十二分に楽しめます。
筆者的にダブルウォールテントでオススメなのは「アライテント エアライズ1」です。
理由は私も使っているからです^^
Ripen(ライペン アライテント) エアライズ 1/OR 0300100オレンジ 一人用(1人用) スリーシーズンタイプ(三期用) テント タープ 登山用テント 登山1 アウトドアギア ダブルウォールテントでオススメの一人キャンプ用テント。多くのベテランも推薦しています。 |
実際このテントは、夕立の多い近年の日本の夏でも安心して使えますし、結露も少なく快適です。
また冬は冬で外張りの拡張性やメンテナンス性も優れています。
一方、テント泊する場所まで距離があるなら、軽量で小さくまとまるシングルウォールテントをオススメします。
私も南アルプス、奥秩父、に登山に行くときは迷わずシングルウォールテントを持っていきます。
あと気軽にキャンプ地に行ってサッと設営してサッと撤収したい場合もシングルウォールテントが便利ですね。
私が現在愛用しているシングルウォールテントは「モンベル U.L.ドームシェルター 1型」です。
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このテントは「軽い」「高密閉」「設営・撤収が楽」というシングルウォールテントのメリットに加え、テントの入り口に丁度良い大きさの屋根があるので、ここで、テントに入ったまま料理ができ、すごく良いんです。
なので、最近は駐車場から近い場所での1人キャンプでも、一泊ぐらいならシングルウォールの「モンベル U.L.ドームシェルター 1型」を使う機会が増えています。
でも、アクセスが楽な場所で2泊以上なら、やっぱりエアライズ選ぶかな…
いずれにせよ、どちらも非常にモノは良いです。
以降に「アライテント エアライズ1」と「モンベル U.L.ドームシェルター 1型」の画像と仕様を紹介します。
画像を見れば私の言っていることのイメージが湧くと思います。
テントに限らず、キャンプ用品は “良いものは良い!” という業界なので、是非はじめから良いものを手にするようにしてください。
モンベル U.L.ドームシェルター 1型
私が初心者に最初の一つにすすめるとしたら、シングルウォールでダブルウォールに近い快適性のコレです。
【送料無料】【モンベル】 mont-bell U.L.ドームシェルター 1型 1122625 シトロンイエロー(CYL) 1人用【世界最高レベルの軽量コンパクト性のドーム型ツェルト】
世界最高レベルの軽量コンパクト性のドーム型ツェルト:38,800円
3シーズン(春~秋)対応のシングルウォール構造で、自立式ドーム型ツェルトとしては世界最高レベルの軽量コンパクト性を誇ります。インナーポール方式の採用により軽量性と快適な室内空間の確保を両立。床面と主要縫製箇所にはシームテープ処理を施しており、耐水性を高めています。本体用とポール用のスタッフバッグが付属します。
仕様 【素材】本体:15デニール・バリスティック エアライトナイロン・リップストップ[耐水圧600mmウレタン・コーティング] フロア:30デニール・ナイロン・リップストップ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング] フレーム・本体ポール:7001超々ジュラルミン[アルマイト酸化皮膜加工] (ポール径)φ8.5mm 【本体重量】720g(740g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。 【カラー】シトロンイエロー(CYL) 【構成】シェルター本体1、ポール2本 【収納サイズ】本体:約φ10×約25cm ポールバッグ:約φ5×約46cm
アライテント エアライズ1
ダブルウォールテントの中でも、トップクラスの快適性だと思います。
Ripen(ライペン アライテント) エアライズ 1/OR 0300100オレンジ 一人用(1人用) スリーシーズンタイプ(三期用) テント タープ 登山用テント 登山1 アウトドアギア
価格:42,120円、重量:1360g(本体+フレーム+フライシート)
コンパクトであり、非常に組み立てやすいテントです。袋とじ状の一方通行のフレームスリーブで、ポールを通してやるだけで簡単にテントを設営することができます。山岳用テントとしての十分な強度、耐久性をもたせつつ驚異の軽さを実現した3シーズン用テントです。居住性もよくお勧めです。◆サイズ : 設営時:間口100×奥行205×高さ100cm収納時:本体29×14φcm、フレーム38cm。カラー :本体:クリーム/フライシート:オレンジ/グランドシート・フレームスリーブ:チョコレート。素材 : 本体:28dnリップストップナイロン(東レ『ファリーロ』中空糸)/フライ:30dnリップストップナイロンPUコーティング/シート:40dnナイロンタフタPUコーティング/フレーム:NSL9フェザーライト(DAC社製)
エアライズには全サイズとも「張り綱」「ペグ」「シームコート」「リペアチューブ(緊急フレーム補修用チューブ)」がセットされています。エアライズの付属品(ペグ、張り綱)の重量は約200gです。
まとめ
今回は1人キャンプを始めてみたい人の為に、1人キャンプ用テントの選びかたと、おすすめのテントを紹介させていただきました。
とにかく1人キャンプ用のテントを選ぶ際は
・信頼できる素材
・軽さ
・設営、撤収のしやすさ
・用途(駐車場からの近さなど)
を総合的に考えて選ぶようにしてください。
あと、テントも国内メーカーがやはり強いです。
(モンベルもアライテントも国内メーカーです)
例えばパタゴニアのダウンとモンベルのダウンを想像してみてください。
同じ値段ならどちらが良いですか?
テントも同じで、やっぱり国内メーカーは品質もサポートも信頼できます。
テントはなかなか買い直しできるものではありませんので初めから間違いのないものを選ばなければいけません。
今回紹介した2つのテントなら性能も品質も申し分ありませんので、是非参考にしてください。
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