ガソリンストーブはSOTOのmukaストーブがおすすめ【理由と使用法】

ガソリンストーブはSOTOのmukaストーブがおすすめ【理由と使用法】

ガソリンストーブは厳しい環境下での登山、ツーリングキャンプで特に重宝するアウトドアツールです。

力強い燃焼音、勢い良く吹き上がる炎、そして、使用法に一癖あるガソリンストーブはユーザーに深い愛着を抱かせてくれます。

そんなガソリンストーブですが、ここ数年のガソリンストーブは飛躍的に進化しており、以前は扱いづらく上級者向けの印象が少なからずありましたが、最近ではアウトドア初心者でも手軽に使用できるようになっています。

また、登山ではミニマリスト(少ない荷物で登山する人)、キャンプではソロキャンプといったスタイルが注目されるなか、OD缶、CB缶といったガス缶を必要とせず、燃料を随時ガソリンスタンドで補給することができるガソリンストーブは、より機能を追求したアウトドアファンから高い評価を得ています。

そこで今回は、ガソリンストーブの中でも特におすすめのSOTOの「mukaストーブについて解説します。

筆者自身、これまでいくつかのガソリンストーブを使用してきましたが、使いやすさ、安全性など、全てにおいてmukaストーブはトップクラスです。

是非参考にしてください。

mukaストーブがオススメの理由

はじめてでも感覚的、かつ正確に操作できるダイヤル

mukaストーブのダイヤル
ガソリンストーブは

1.燃料を空気と混合し圧縮するポンピング、
2.吹き出した燃料の着火
3.燃焼後の消火、

という手順が必要になりますが、SOTOのmukaストーブは専用のダイヤルが設けられており、圧縮から消火までの一連の手順を、順を追って確実に行える構造になっています。

このダイヤルのおかげで次に何をするかが明確になりますから初心者の方でも安心して使えますね。

プレヒートが不要

冬の山
厳冬期は効率的に行動したい。写真は栃木県の那須岳
通常、ガソリンストーブは「プレヒート()」という工程が必要になります。しかし、基本的にmukaストーブはプレヒートの必要はありません。

プレヒートとは外気温が低い時に必要な工程。主に液体燃料で燃料の通る気化器、燃料タンク等を加熱し、燃料の気化を促進する事。プレヒートが必要なガソリンストーブだと、ポンピングから燃焼までに数分かかる。

アウトドア初心者の方だと、まだあまり関係ないかもしれませんが、冬の登山など過酷な環境下においては、時間の無駄を無くすことも大切になってきます。

というのも行動一つ一つの時間をコンパクトにできれば、より少ない時間でより長距離を移動することが可能になりますし、また、休憩時間をより長くとることも可能になるからです。

そういった意味でもプレヒートが不要というのは計り知れないメリットと言えるでしょう。

日本製でサポート・アフターケアが安心

mukaストーブは日本製でサポート・アフターケアが安心
海外のアウトドアブランドは、何らかの事情で輸入代理店から品物を入手できなくなることがよくあります。
しかし、そうなってしまうと必然的に部品の入手やメンテナンスは自身で行わなければなりません。

「それはそれで楽しい」という強者もいますが、アウトドア初心者からすれば、やはり修理やメンテナンス、パーツの入手は手軽にできたほうが良いに決まっています。

その点、SOTOのmukaストーブは「新富士バーナー」という日本国内のブランドです。
国内ブランドですから、修理やメンテナンス、パーツ交換といった点では一切不安がありません。

mukaストーブの操作手順

ここでmukaストーブの操作手順をご紹介します。
前述したように、mukaストーブには手順を示すダイヤルが付いていますから直ぐに使用できるでしょう。ダイヤルだけではよく分からないという人も説明書を見ればすぐに使えるはずです。

燃料を入れ、ポンピングする。


ポンピングして缶の中に空気を送り込みます。
mukaストーブはインジケーターで圧力を確認しながらポンピングできます。

これまでのガソリンストーブは、圧力を手の感覚のみで把握しなければいけなかったため、初心者だと(空気との)混合比率にブレが生じることが少なからずありました。
ポンピングで失敗してしまうと再加圧が必要になったり、炎が高く上がって“延焼”という事態が起きるのですが、圧力を目で確認できるmukaストーブならそんな心配はありません。

なお、ポンピングは、インジケーターの赤いラインが露出するまでが目安となります。

着火し燃焼を安定させる


ガソリンを噴出させ、着火すると炎が上がります。初めの数秒間は安定しませんが、10秒ほどで安定してきます。炎が安定し始めたらダイヤルをRunの位置に回して火力を安定させます。

通常、ガソリンストーブはガスバーナーと比較すると火力調整は苦手としていますが、mukaストーブは強火から弱火まで調整することが可能です。

mukaストーブは分離式のストーブの為、鍋を乗せても安定した調理が可能!画像は沢登り用のクッカー。

消火する

消火もタンク内部の空気を一気に放出することで完了し、かつ内部の洗浄も行ってくれます。

mukaストーブでオススメの調理法は鍋!


ガソリンストーブは「強い火力」と「寒冷地でも使用可能」という特性があります。
もちろんmukaストーブも例外ではありません。

mukaストーブは、その強い火力でどんな料理にも対応しますが、やはりオススメは、強い火力と寒冷地でも使用できるという特性を活かした「鍋物」でしょう。

特にmukaストーブは分離式で、重心が低く、安定感がありますから、大きな鍋で、おでんなど鍋料理が余裕でできてしまいます。

寒い時期に大人数で鍋をつつくことができるのはmukaストーブの大きな魅力の一つですね。

ガソリンストーブで迷っているなら、mukaストーブを選べば後悔することはまず無いと思います。筆者はこれまでにいくつかのガソリンストーブを使用していますが、使いやすさ、安全性、パッキング性能など、全ての面においてmukaストーブは評価できます。

mukaストーブのまとめ

mukaストーブは操作が分かりやすく、初心者でも安全に取り扱うことができるガソリンストーブです。

筆者もこれまで、冬場の登山、キャンプ、大人数での山行など、色々なシーンでmukaストーブを使用してきましたが、これほど使い勝手の良いガソリンストーブにはそうそうお目にかかれません。

機能面だけでなく、整ったフォルムや、力強い燃焼音などは所有欲も十分に満たしてくれます。

これからガソリンストーブを使ってみたいと考えている方は、是非mukaストーブを使ってみてください。
きっとアウトドアの充実度が一段階上がると思いますよ!