夏の車中泊!氷で冷やす一番人気のポータブルクーラーはコレ【2020年】
夏の車中泊で一番悩まされるのは、やはり「暑さ」ですよね!
一昔前の日本なら夏でも夜になれば車の中で眠ることもできましたが、今の日本の異常な夏の暑さでは、夜と言えどもなかなか眠れるものではありません。
涼しいはずの山間部のキャンプ場でも、今は当たり前のように30度超えの熱帯夜になりますからね…
そんな暑い日本の夜にオススメしたいのが車中泊用のポータブルクーラーです!
筆者も初代「冷え蔵」を遣うまではポータブルクーラーには懐疑的でしたが、実際に使ってみて、その快適さに驚きました。
そこでこの記事では、車中泊用のポータブルクーラーの種類と、売れている人気ポータブルクーラーを紹介します。
ポータブルクーラーの種類
車中泊用のポータブルクーラーは大きくわけて
●氷を入れて冷風を出すポータブルクーラー
●水を入れてミスト冷風を出すポータブルクーラー
●室内期と室外機に別れている本格的なポータブルクーラー
の3種類があります。
どれが良い、悪いというより、それぞれのクーラーのメリットとデメリットを知り、自分の車中泊スタイルにあったものを選ぶことが大切です。
氷を入れて冷風を送り出すポータブルクーラー
メリット
・サイズが比較的コンパクト
・氷で冷やすので冷却能力はかなりのモノ
・クーラーボックスとしても使える
・価格が比較的リーズナブル
デメリット
・氷を調達しなければならない
・氷は3~5時間で溶ける(ただし冷水でも外気温より低温の風は出る)
水を入れてミスト冷風を出すポータブルクーラー
メリット
・サイズがコンパクトで軽ワゴンに積んでも場所を取らない
・水を入れるだけなので水道があれば直ぐ準備できる
・価格が比較的リーズナブル
デメリット
・ミストタイプなので車内で使いたくないという人もいる
・車内の湿度が上がるので、窓を若干開けておく必要がある
・外気温が高すぎると温度を下げきれないという報告もある
室内期と室外機に別れている本格的なポータブルクーラー
メリット
・とにかく冷却能力が優れている
デメリット
・室内機と室外機が分かれていて手軽ではない
・別にバッテリー(AC電源)が必要
・価格が高価
・音が大きい
売れスジおすすめのポータブルクーラー
【氷系】冷え最高!一番選ばれているポータブルクーラー「冷え蔵Ⅱ」
手軽さ、冷却能力、価格など総合的に考えると、氷を入れて冷風を送り出すタイプのポータブルクーラーの「冷え蔵Ⅱ」一番オススメです。
「初代冷え蔵」も大人気でしたが、「冷え蔵Ⅱ」はコンパクトになり、さらに冷却能力&持続性が増しています。
この「冷え蔵Ⅱ」は、2019年度は6月初旬で完売してしまったほどの大人気商品で「迷っているうちに売り切れてしまった」という方も多かったのではないでしょうか。
2020年度はまだ在庫があるようですので、早めのご注文をおすすめします。
【氷系】持ち運べるお一人様エアコン「ポータブルボトルエアコン」
手軽さと価格を考えると一人用(スポット冷却)できるポータブルクーラーもオススメです。
その中でも特におすすめなのが「ポータブルボトルエアコン」です。
このクーラーは電池式なので、電源を気にする必要がありませんし、氷も、電池もコンビニなどで現地調達できるので安心です。
ただし、基本的に一人用で、車内全体を劇的に冷やすほどの冷却力はないので、2人以上で車中泊をするなら、一人一台持っていた方が良いです。
この冷却力でも体に直接冷風を当てれば、夏の夜でも十分眠ることができますよ!
※楽天でも抜群に売れているようです。これから益々暑くなりますから、在庫があるうちに購入しておいてください。
【水冷系】水道水があれば本格的な車中泊クーラーに!「トランスクール」
氷が調達できない場所でも本格的に車内を冷却できるのがコイズミの「トランスクール」です。
水冷式の中では、冷却力も持続力も「トランスクール」が圧倒的です。
「トランスクール」なら水道水だけで車内温度(※夏の夜中)を20度代前半~半ばぐらいにキープできます。
ポータブルクーラーに迷ったら、氷冷却式なら「冷え蔵Ⅱ」、水冷式なら「トランスクール」を選んでおけば、まず間違いないと思います。
というより氷冷却式&水冷式で、性能的にこれら二つのポータブルクーラーより優れたものは現在売られていません。
【水冷系】ミスト冷風で手軽に冷やす「ポータブルクーラー」
水を入れて冷風を出すタイプで “サイズ&安価&手軽” と最近人気なのが「ミニクーラー 冷風扇」です。
この「ミニクーラー 冷風扇」はUSB充電式で、あらかじめ充電しておけばコードレスで冷風を送風できます。
大変コンパクトで、手軽な商品ですが、メーカーも車内での使用を推奨しているだけあって、この価格、サイズにしては冷風機能はなかなかです。
安いので2台購入して、顔と足首に冷風をあてれば、夏の夜の車中泊でも十分に睡眠をとることができるでしょう。
室内期と室外機に別れている本格的なポータブルクーラー
このタイプで最も有名で、売れ続けているのが「COIZUMI」製のポータブルクーラー「ラ・クール」です。
電源は、冷え蔵2やトランスクールのようなシガーソケットではなく、AC電源ですから、稼動時間(冷やせる時間)も長く、本格的に快適な車中泊を楽しみたい方にはオススメです。
難点は、やはり手軽ではないことです。
重量が室内機が6kg、室外機にいたっては12.8kgもあります。
また電源もAC電源を用意しなければなりません。
とことん車内を快適にしたい人向けの商品と言えるでしょう。
まとめ
ポータブルクーラーを使ったことがない人は
「ポータブルクーラー冷えるの?」
と疑問に思う人もいるでしょう。
でも、今回紹介したポータブルクーラーは、各メーカーが自信を持って販売しているだけあって、その冷却力は侮れません。
暑い日本の夏の車中泊も、コンパクトなポータブルクーラー1つで快適さがガラリと変わります。
熱帯夜の車中泊はポータブルクーラーが無いと熱中症になりかねません。
自分の身を守るためにも、在庫がある今のうちに導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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