アウトドアの防水バッグはワークマンで見つけたZATが最強!女バイクキャンパーが徹底解説

アウトドアの防水バッグはワークマンで見つけたZATが最強!女バイクキャンパーが徹底解説

私は普段はバイクでツーリングキャンプを楽しんでいます。

私ようなバイクキャンパーにとって常に問題になるのが「荷物の防水」です。

キャンプの荷物って「絶対に濡れてはいけないもの」ってありますよね。たとえば寝袋なんて水気大敵ですし、タオルも使う前のものは濡れたら困ります。着替えなんて濡らした時のことは考えたくありません。

私はこれまで荷物の防水に関しては、ホームセンターのパッキン付きの防水ボックスを導入したり、登山用の防水スタッフバッグを使ったりなど、それはそれは色々な品物を試してきました。

一応バイク用品で「防水バッグ」なるものもあるにはあるのですが、どうにも使い勝手が悪い上に値段も高いため手を出せずにいました。

そんなある日、あの「ワークマン」で運命のリュックサックに出会ってしまったのです。

それがコレ!「ZAT」という無縫製バッグです。

※価格はなんと2500円!
※カラーはブラックレッドブルーの3種類あります。今のところアマゾンでも楽天でも全色在庫があるようです。人気商品なようで店舗だと結構売り切れてますね。

ZATにはリュックサックタイプとトートバッグタイプがあるのですが、私はツーリングキャンプで使うので、とりあえず一番容量が大きそうなリュックサックタイプを選択しました。

そしてこのバッグを買ってからというものの、あれほど悩んだキャンプツーリングの永遠の課題「荷物の防水問題」から解放されました。

ということで今回はこの「ZAT」がキャンプツールとして、どう優れているのかを詳しく解説していきたいと思います!

ZATがキャンプ用防水バッグとして優れている理由①安くて程よい大きさ

まず価格。このZATは値段がとにかく安いです。

30Lの容量でたった2500円です。キャンプ専用の防水バッグの値段を知っているものからすればマジで信じられない安さです。

ちなみにバイク専用の防水バッグだと、下の40Lタイプのボストンバッグで4980円です。

これはこれで40Lでこの値段ならそこそこリーズナブルではあります。

ただ、荷物全部を収めるという点ではこちらのボストンバッグでも良いのですが、ツーリングキャンプの場合、全ての荷物をカバン一つに収めてしまうと「道中で温泉に入りたくなった」「いい感じの足湯を見かけた」など、荷物を一時的に崩さなければならないときに面倒です。

そのため、私は「濡れてはいけないもので道中はまず出さないものはリアボックス、道中に取り出す可能性があるものは一括して防水バッグへ」というパッキングをしているのですが、そうすると40Lという大きさは少々大きすぎます。

となるとやはり容量的にも、値段的にもZATがベストという結論になります。

※ちなみに「防水」ではなく「撥水」のバッグなら、キャンプ専用やバイク専用のものでも、もう少し安いものもあります。しかし「撥水」のバッグのは縫い目とファスナーあたりから水が入ってくるのでバイクや自転車でのキャンプには使えません。

ZATがキャンプ用防水バッグとして優れている理由②防水性能抜群

ZATは格安バッグながら、無縫製のターポリン素材でできており、本当に全く水がしみません。

「めちゃくちゃ分厚く丈夫なビニール袋」とイメージすれば分かりやすいでしょう。透湿性能は全くありませんが防水性能は抜群です。

私の経験上「防水バッグ」を謳っているバッグでも、だいたいのものは縫い目とファスナーからジワジワとしみてきます。

しかしこのZATは無縫製バッグなので、そもそも縫い目がありません。しかも、口は「3回くらい中折にしてマジックで止める」という非常に原始的な方法をとっているためファスナーもありません。

そもそも水気がしみ込んでくる要素が無いわけです。

キャンプツーリング

この完璧なまでの防水性能はバイクで走っている時にも発揮されました。

防水バッグを謳っているバッグでも、バイク用でないものは走行風によって水圧がかかり、ゆっくりジワジワと水がしみ込んできます。

しかしZATは違います。実際私はZATをバイクにくくりつけて雨の中の高速道路を何時間も走行しましたが、バッグの中身はカラッカラに乾いていました。

ZATはもともと土方(どかた)のお兄さん向けのリュックとして開発されたものなので「ちょっとやそっとの雨や泥で中身がダメになっては困る」というコンセプトで作られているのでしょう。

ZATがキャンプ用防水バッグとして優れている理由③広いマチなうえ自立する

ZATは口が大きい

ZATは文字通り「ZAT(ざっ)」と物をアバウトに放り込むのにちょうど良い作りになっています。

マチが広く、そのままがパッと開けて物の出し入れができます。仕分けポケットはありませんが、それが逆に使用者を“迷わせない構造”でキャンプで使うには非常に都合が良いです。

30Lでそこまで大きな容量でもないですし、何か物を出したければ、そのまま大きく開いて探せば良いですからね。

ZATは自立する
おまけにZATは自立します。

自立しないバッグにパッキングする場合、「荷物でいかに大まかな形を作るか」が悩みどころになるのですが、ZATは最初からある程度形が決まっているので、何も考えずにボンボン放り込めます。

ZATがキャンプ用防水バッグとして優れている理由④背負える

ZATはリュックになる
いつもバイクで乗り入れ可能なオートキャンプ場に泊まれればそれに越したことはないのですが、なかなかそのようなキャンプ場ばかりではありません。

そんな時、背負えるバッグだと搬出入がかなり楽になります。

背負ってしまえば両手が空くため、その分荷物を持つことができ、駐車場からキャンプサイトまで往復する回数が減ります。

またそれだけでなく「キャンプ場に着いた後ちょっと近くの面白そうなところを観光に……」という時にも役に立ちます。

出かけるたびにバッグを積み直すのは本当に面倒です。そんな時背負えるバッグがあると本当に便利です。使いそうなものを放り込んで背中に背負ってしまえば、いちいち箱やカバンを積載用の紐で固定したりする手間が省けます。

ZATはツーリングはもちろんアウトドア全般にメチャメチャ使える私の必須アイテム

いかがでしたか?ZATの凄さは伝わったでしょうか?

ZATは

  1. ほどよい容量とリーズナブルな価格
  2. 完璧なほどの防水性
  3. 荷物の出し入れがしやすい広々設計
  4. 自立する
  5. 背負える

という、バイクでキャンプして回るキャンプツーリングにうってつけのバッグです。
なお、購入するなら「トートバッグタイプ」ではなく、今回紹介した「リュックサックタイプ」をおすすめします。
ぜひ次のキャンプグッズ候補に検討してみてください!

※価格はなんと2500円!
※カラーはブラックレッドブルーの3種類あります。品薄なのでほしいカラーの在庫があれば早めの購入をオススメします。