シマノ「セフィア G5 PE0.8号」インプレ!沈む高比重PEラインはシェイクの釣りで無敵

シマノ「セフィア G5 PE0.8号」インプレ!沈む高比重PEラインはシェイクの釣りで無敵

私は普段からシマノの沈む高比重PEライン「セフィア G5 PE0.8号」で、淡水ではスモールやラージ、海ではカサゴやソイなどを釣っています。
特に軽めのシンカーを使ったダウンショットリグの釣りは「G5なしでは考えられない!」というぐらい気に入っています。

ということで今回はシマノの沈むPEライン「セフィア G5 PE0.8号」をインプレします!

G5の沈み具合は正に細いナイロン

PEラインを普段から使っている人ならお分かりいただけると思いますが、通常のPEラインで底を取ると、ラインが浮いて糸フケができますよね?

しかしG5を使うと、あのPEライン特有の糸フケがほとんど出ず、ロッドティップから水底のルアーまで一直線になります。

シマノG5の沈み方

これまではPEラインが細くて強いということが分かってはいても、ボトムの釣り(特に淡水)であまり使われなかったのは、PEライン特有の糸フケの影響でアタリが取りにくいというデメリットがあったからです。しかしG5はそういったPEラインのデメリットを見事に解消してくれます。

感覚としては「細いナイロン」を使っているのと同じ感覚で釣りができます。

飛距離抜群!1/32オンスのルアーでも遠投可能

G5の飛距離

当たり前ですがG5の0.8号はメッチャ飛びます。0.8号ですから、そりゃあ飛びますよね(笑)

ただ細くても切れてしまえば意味がありませんが、G5は0.8号で13.7ポンドもあるので、60cm程度の魚が相手ならまず切られることはありません。

しかもG5は比重があるので風にも強く、通常のPEラインよりも横風の影響を受けず遠投できます。
1/32オンス(0.9g)の軽いシンカーが遥かかなたにぶっ飛んでいく様は本当に爽快です^^

軽いシンカーでシェイクしても確実に動きが伝わる

G5実績

正直、巻物の釣りなら、従来通りの浮くPEラインでもそれほどストレスは感じないと思います。

ただボトムの釣り、特に軽いシンカーを使ってのボトムの釣りで水に浮くPEラインを使ってしまうと、糸フケが出すぎてシェイクなど細かいロッドアクションはルアーまで伝わりません。もちろんアタリも取りにくくなります。

その点、高比重PEラインのG5は、ロッドティップからルアーまで一直線に繋いでくれるので、シェイクしてもラインがフワつかず、繊細なロッドアクションもキッチリとルアーまで伝えてくれます。

実際筆者は、スモールマウスバスのダウンショットリグ&ライトキャロライナリグの釣りで、G5の0.8号を使うようになってから釣果が飛躍的に伸びました

実はボトムの釣り以外も使える万能PEライン

さて、ここまでG5のことを「ボトム専用」というニュアンスで紹介してきましたが、実はそんなことなく、むしろG5は全てのルアーフィッシングにマッチさせられるオールマイティーなPEラインです。

ちょっとここで考えてみてほしいのですが、そもそもナイロンラインも、フロロラインも浮きませんよね?

つまり、G5の “沈む” ということは釣り糸としては決して特別なことではなく、むしろいままでのPEラインの “浮く” ということの方が釣り糸としては特別だったわけです。

ですから、G5が沈むPEラインだからといってボトム専用と決め付ける必要は全くありません。
「細くて強い釣り糸」と考えれば、ボトムに限らずどんな釣りにも使えるはずです。

それこそトップウォーターの釣りにも使えますし、表層をトレースするバチ抜けの釣りにも使えます。

というか、バチ抜けの釣りで言えば、G5はラインが沈んでくれるので水面に余計な引き波を立てず、逆に喰いが良くなるぐらいです。

通常は150m巻きを購入し(ラインの)先端が傷がついたらカットしていきます。

経済的にG5を使うなら、200m巻きを半分にカットし100mずつ使います(実は私も200m巻きを半分にして使って節約しています)。G5は10mごとに色分けされているので半分にカットするのは非常に楽です。ただ半分にすると10mごとの色の配色の順番が変わるので、それが気になる繊細な人は150m巻きのほうが良いでしょうね。

まとめ

今回はシマノの沈む高比重PEライン「セフィア G5 PE0.8号」のインプレをしてみました。

まあ、インプレというよりはレビューになってしまいましたけどね^^;何せ私はもう2年以上G5を愛用しているので今更インプレと言われても、、ね、、。

いずれにせよ、これまでPEライン特有の浮力や糸ふけ、風の影響にストレスを感じていた人も、G5を使えばそれらのストレスを一気に解消できる言っても決して言い過ぎではありません。

以前、釣友と二人で野尻湖のスモールをダウンショットで狙ったとき、釣友が5ポンドのフロロラインでバラすは、切られるはで散々な目に会っているのを尻目に、私はG50.8号に2.5号のリーダーでガンガンにアワせて、グリグリに寄せて爆釣したことがあります。

無理して細いナイロンやフロロを使っているなら「セフィア G5 PE0.8号」を一度試してみてください!