ポッパーを30分で自作する!材料は100均ビーチサンダル!
同じ1匹の魚でも、既製品のルアーで釣るより、自分で作ったハンドメイドルアーで釣ったほうが何倍も楽しいですよね!
今回紹介する「ビーサンポッパー」も、まさに1匹の魚を “面白く釣る為のルアー” です。
だって、そもそも材料が“100円ショップのビーチサンダル”なんですから^^
もともとは100円ショップのビーチサンダルでバスバグ(ブラックバス用のフライ)を巻いて楽しんでいたのですが、ある日「これ、ルアーでもいけるんちゃう!?」と思い立ち、作ってみたら「何これ!?メチャ釣れる!」
ナマズなんてマジ最高です!
しかも対岸の壁に思い切りぶつけても壊れないというオマケ付き^^
と、いうわけで、この度「ビーサンポッパー」作り方をYouTubeにて公開しましたので(ソトタイムさんの許可を得て)この場で紹介させていただければと思います!
ハンドメイドポッパー「ビーサンポッパー」の作り方をYouTubeにアップしました
最大の魅力!フライタイイング感覚で超短時間で完成
ビーサンポッパーには “釣れる” ということ意外にも魅力があります。
それは(接着剤の乾燥時間を除けば)30~40分ぐらいでできてしまうこと!
なにせ「削らない・磨かない・塗装しない」の3拍子が揃っていますから(笑)
私は釣りなら基本的に何でも好きなのですが、実はルアーよりもフライのほうが好きだったりします(フライ以上にヘラブナ釣りが好きですが)。
それもあって、ルアーメイキングも完成までに何日かかるような手間のかかるものはあまり好きではなく、もっとフライタイイング感覚で、パパッと完成するものが好きなのですが、そういう意味ではビーサンポッパーはドンピシャです^^
「ビーサンポッパー」バージョンアップ情報
現在のビーサンポッパーは、動画を撮影した時よりも少しだけバージョンアップしています。
改良点は
・ベリーフックをつけた
・正面にスーパーXを塗ってコーティングした
・お尻にプラスチックのプレートをつけた
です。
ベリーフック(お腹のフック)をつけた
私は以前多摩川沿いに住んでいたので、このビーサンポッパーも、もともとは多摩川でナマズ釣りを楽しむために作ったのですが、正直その頃はそれほどベリーフックの重要性は感じていませんでした。
と言うのも、私が通っていた多摩川のポイントは、リトリーブ中に後ろから “ゴボッ!” と出ることが多かったため、テールフックだけでもそれなりにフッキングしていたからです。
ただ、田舎に引っ越し、用水路などの小場所での釣りがメインになると、テールフックだけでは全然フッキングしないという事態に…。理由は、小場所でピンポイントを狙い撃ちするスタイルの釣りが増え、着水とほぼ同時にナマズがバイトすることが多くなったからです。
着水バイトはテールフックだけでは笑っちゃうほどフッキングしません^^;
ということでベリーフックを付けてみたのですが、結果的にはフッキング率が確実に良くなりました。
正面にスーパーXを塗ってコーティングした
耐久性を上げるためと、安定したポップ音を出すために、正面の水が当たる面に接着剤の「スーバーX」を薄く塗るようにしました。
お尻にプラスチックのプレートをつけた
ビーサンポッパーは、ボディー素材(ゴムスポンジ)の特性上、フックがボディーに刺さってしまうことがあったのですが、それを解消するためにお尻に写真のようなプレートをつけました。
ビーサンポッパー(&ビーサンチャガー)の材料
針金はステンレス製が絶対条件です。ステンレスでないと淡水でもすぐサビます。
スーパーXに似た質感の接着剤で「ウルトラ多用途SU」というのがありますが、そちらは釣りの使用には耐えられません。接着力も、耐久性もスーパーXシリーズに勝る接着剤は現状ありませんね。
アイは無くても釣れますが、人間的にはアイがあったほうがキュートでテンションが上がります。
。
カラーは最低でも白、蛍光イエロー、オリーブグリーンは揃えたいところです。
私は「SBL-75M-♯1」をベリーフックに使っています。
テールフックには「スティンガーダブルsize4」にマラブーを付けています。
刃の角度が30度のカッターは、普通のカッターとは切れ味も、使いやすさも全然違います。あらゆるハンドメイドルアー製作に大いに役立ちます。
これが無いとハンドメイドルアーはできませんね。
私は100均のビーチサンダルで作りますが、100均には柄物のビーチサンダルしかありません。無地のもので作りたいならコレが良さそうです。
ライター:デコスケ
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