ストレッチポール初心者は絶対にハーフカット[半円型]がオススメ!

ストレッチポール初心者は絶対にハーフカット[半円型]がオススメ!

猫背や腰痛の改善が期待できるストレッチポールには、円柱型のものと、断面が半円型のハーフカットと呼ばれるものがあります。

では、これからストレッチポールをやってみようという人はどちらを選べば良いのか?

結論を先に言ってしまうと、初心者には絶対に半円型のハーフカットがオススメです。

この記事では、初心者がハーフカットを選ぶべき理由と、おすすめのハーフカットのストレッチポール、そしてハーフカットのストレッチポールを利用しての、猫背と腰痛の改善に効果が期待できる使い方をご紹介します。

なぜ初心者はハーフカット(半円型)のストレッチポール選ぶべきなのか?円型との最大の違いとは?

円型と半円型の最大の違い

ストレッチポールの断面

円型のストレッチポールと、半円型のストレッチポールとでは、もちろん見た目からして全く違うのですが、健康の側面からの違いとしては

「体に与える負担の大きさの違い」

というのがあります。

実際のところ、円型と半円型のどちらを買うか?となると、ほとんどの人が円型を選ぶでしょう。

たしかに円型の方が効きそうに思えますし、正直なところ、価格的にも円型と半円型とでは数百円しか違いませんから、「値段がこれだけしか違わないのに、半円型って質量的に損じゃね?」となってしまい、ほとんどの人が円型のストレッチポールを選ぶようです。

でも、やってみると分かりますが、これまで何の運動も、柔軟もやってこなかった人にとって、円型のストレッチポールは実はかなりキツイんです^^;

「同じ高さぐらいの座布団を丸めたものでやってみたけど大丈夫だったよ?」

と思う人もいるかもしれませんが、柔らかい座布団と硬さのあるストレッチポールとでは、たとえ高さが同じでも、体に与える負担はまるで違うということを知っておいてください。

円型を買って続けられない人が続出!半円型なら継続できる!

半円型のストレッチポールなら続けられる!

ツライことって続けられませんよね!?

円型のストレッチポールは、運動不足気味で、関節が硬くなってしまった人からしたら、「軽いプロレス技を掛けられている」ようなものなので、気持ちイイと言うより、痛い!ツライ!苦しい!!と感じるはずです。

そうなると当然続けらず、「〇×OFFに売りに行こっ!」ということになるのがオチです。

だからこそ、まずは体への負担の少ない半円型のストレッチポールからはじめるのがオススメなんです。

半円型のストレッチポールなら、普段運動不足の人でも、はじめから気持ち良く肩甲骨、背骨、腰骨、及び周辺の関節をストレッチできるはずです。

「気持ち良いから続けられる、続けられるから猫背、腰痛が改善する」というわけです。

円型で無理をすると腰痛が悪化することも

腰痛悪化の可能性

ストレッチは「痛い=効いている」では決してありません。

ここを勘違いして、腰痛を治すためのストレッチポールで、さらに腰痛を悪化させてしまう人も少なくないようです。

特にもともと腰痛持ちの人は少しずつ体を慣らしていかないとさらに腰痛を悪化させる可能性大です。

そもそも円型のストレッチポールは、普段から運動や柔軟をしている人が使うものです。
そんな規格のものが腰痛持ちの人に合うはずがありませんよね?

腰痛持ちの人こそ、半円型のストレッチポールで、無理のない範囲で毎日続け、少しずつ馴らしていく必要があります。そうすれば腰まわりの関節が徐々にほぐれて、腰痛の改善も十分に期待できますよ。

半円型(ハーフカット)ストレッチポールの使い方

半円型のストレッチポールは、円型のものと違い、ゴロゴロとローラーのように転がしてのストレッチはできません。

ただしその分、床との設置面が大きく安定するため、誰でも簡単に、猫背に効果的なストレッチと、腰痛に効果的なストレッチを行うとができます。

肩甲骨の可動域を広げて猫背と肩こりを改善

ストレッチポールの使い方「縦」

ストレッチポールを縦にして、ちょうどポールが背中の中心に来るように上に寝転びます。

この時、背骨が曲がっている人は、自分ではポールの中心に寝ているつもりでも、ずれていることがあるので、キチンとストレッチポールの中心に寝られているかどうか、第三者にチェックしてしてもらってください。

このストレッチは1回しただけでも肩甲骨の稼動域が広がるため、背筋が伸び、一時的に猫背が改善されているのが分かると思います。

ただ、それはあくまで一時的なものなので、毎日無理のない範囲で継続することが大切になります。そうすれば少しづつ姿勢が良くなり、猫背や腰痛も改善していくでしょう。

だからこそツラすぎず、続けられる半円型がオススメなんです。

なお、頭の位置をストレッチポールの外にすると首のストレッチもできますよ。

腰骨、背骨をストレッチして腰痛を改善

ストレッチポールの使い方「横」

ストレッチポールを腰の位置に横に置き、寝転がります。
このストレッチはパソコン作業で慢性的な腰痛に悩まされている現代人には特にオススメです。

腰痛持ちの人が無理して円型のストレッチポールでこれをやると、腰痛を悪化させてしまう恐れがありますが半円型なら大丈夫です!

ただし、決して無理はしないようにしてくださいね。

まとめ

半円型のストレッチポールをオススメする理由を紹介しましたが、いかがでしたか?

円型の方が効きそうだと思う気持ちも分かりますし、値段的にも円型のほうがお得だと感じてしまう気持ちもわかります。

ただ、体に負担を与えすぎて腰痛や肩こりを悪化させてしまっては意味がありません。

円型のストレッチポールを使うのは、半円型のストレッチポールで物足りなくなってからでも遅くはありません。

でも、それは当分先のことになると思いますよ、半円型でも相当効きますからね!